UFO関連の驚くべきニュースが飛び込んできた。
アメリカ政府の2012年に解散したUFO調査プロジェクトが、実際にはまだ名前を変えて継続しており、しかも墜落したUFOから回収された機体の一部が民間の研究機関によって保存されているかもしれないのだ。
このニュースを報じたのは米国メジャー 紙のニューヨーク・タイムズだ。
●ペンタゴンのUFOプロジェクトはもはや秘密の存在ではなく、いくつかの調査結果が公開される
2020/7/23 The NewYork Timesより
このサイトでも何度かUFO関連の記事を紹介しているが、
●UFO、いやUAPの正体とは? 宇宙人の乗り物ではなくタイムマシン!
2019/9/28 未来塵
●UFOの正体とは何なのか? 宇宙人の乗り物ではない? 軍の呼び名はUAP
2019/6/9 未来塵
アメリカ国防総省(通称:ペンタゴン)によって2007年から2012年までの5年間で、24億円近い予算が投入されたUFO調査プロジェクトは「AATIP(Advanced Aerospace Threat Identification Program/先進的航空宇宙脅威識別プログラム)」と呼ばれていた。
ニューヨーク・タイムズによれば、2020年6月17日に開催された米上院委員会の、2021年度の諜報機関への支出に関する報告書で、海軍情報局に所属する「UAPTF(Unidentified Aerial Phenomenon Task Force/未確認航空現象調査委員会)」が、正体不明の航空機に関するいくつかの調査結果を6か月ごとに公開しはじめることが判明したのだ。
元AATIPの証言
ニューヨーク・タイムズは、3年前、AATIPを率いていたルイス・エリゾンド氏にインタビューし、この春ペンタゴンから「正式なUFO映像」として公開された3本のビデオを報じた。
1.「FLIR1」
2.「Gimbal」
3.「Go Fast」
タイムズが今回の新しいUFO調査委員会についてエリゾンド氏にインタビューしたところ、「(UFO調査プロジェクトは)もはや存在を隠す必要はなくなった」と語り、墜落したUFOから回収された機体の一部が存在するはずだと述べている。
政治家の証言
ペンタゴンがUFOの調査を継続している主な理由と考えられるのは、UFOが(それが地球外のものか他国の極秘機体かにせよ)、米国を脅かす技術を保有しているかもしれないことだ。
元民主党上院議員のハリー・リード氏など一部の政治家も、ペンタゴンはUFOの証拠をより厳しく調査するべきだと主張している。
リード氏は、「調査の結果、政府と民間部門が(UFOの証拠)を所有している」との報告資料があったことをタイムズ紙に語った。
リード氏によれば、回収された珍しい金属の破片などが、後に実験室の研究で人工的なもの判明したという。
元AATIPの物理学者の証言
元AATIPのコンサルタントで、現在ペンタゴンが資金提供するエアロスペース社に勤務する天体物理学者のエリック・W・デイビス博士は、出所不明の「この地球上で製造されていない異世界の機体」から回収された極秘資料について、上院委員会に2019年10月と2020年3月の2回提供したとタイムズに語っている。
デイビス博士によれば、彼が調べた資料は「現時点で人間が作ることは不可能なこと」から、この地球で製造されていない異世界の機体と判断したそうだ。
ニューヨーク・タイムズは上院委員会のスタッフにこの問題についてコメントを求めたが、返答はなかった。
トランプ大統領のコメント
ニューヨーク・タイムズによれば、今年6月、トランプ大統領が1947年の有名なロズウェル事件(米ニューメキシコ州ロズウェル付近にUFOが墜落し、米軍によって回収されたと噂される事件)について、彼の息子に機密解除するかどうか質問されたとき、「(その判断は)よく考えるべきだ」と慎重な態度を示した。
だが、昨年から今年にかけてのUFOに関するディスククロージャーの勢いからすると、近いうちにもっと驚くべき情報が公開されるかもしれない。