名称:サイバートラック
製造:テスラ社
全長:5.9m
積載重量:1587㎏
動力:シングルモーター・ディアルモーター・トリプルモーターの3タイプ
最大時速:209㎞/h(トリプルモーター)
航続距離:約800km(トリプルモーター)
乗車定員:6名
デビュー:2021年予定
イーロン・マスク氏、最高にクールなデザインの車をありがとう!
がまんできず、1980年代にヒットした大好きな特撮カーアクション「ナイトライダー」(wikiより)に登場するナイト2000風に加工してしまった。
実車はこちら
イーロン・マスク氏がCEOを勤めるテスラ社が先月(2019年11月)発表したEV(電気自動車)「サイバートラック」は、今までのトラック、いや今までの車と一線を画すデザインだ。
サイバートラックのデザインについて、イーロン・マスク氏は、人気ビデオゲーム「HALO」(ヘイロー)に登場する軍用車両「ワートホグ」をヒントにしたとツイートしているが、
私(BTTP)は、1980年代のSF映画「ブレードランナー」に登場する飛行車「スピナー」や「Back to the Future」のタイムマシン「デロリアン」を連想してしまう。
何しろボディはデロリアンと同じステンレス合金製で、これはイーロン・マスク氏が同じくCEOを勤めるスペースX社の宇宙船「スターシップ」にも使用されている「超硬ステンレス」だ。
磨き上げられた無塗装のメタリックボディが、さらに「いつか描いた未来」感をかもし出している。
「サイバートラック」にしても「スターシップ」にしても、イーロン・マスク氏の会社に所属する工業デザイナーは見事にレトロフューチャーを具現化していて、すばらしい!
「サイバートラック」は性能もデザインに負けずぶっ飛んでいる。
トラックのくせに0-60MPH(0-97km/h)までの加速が2.9秒以下!(トリプルモーターの最上級モデル)。
参考にホンダのスーパーカーNSXの0-100km/h加速が3.0秒、世界トップレベル日産GT-Rニスモでも2.7秒だから、加速性能のすごさがわかるだろう。
さらに魅力的なデザインのボディは頑丈さも兼ね備えており、9ミリ銃弾にも耐えることができる防弾性能を持つ。
サイバートラックの発表会のYouTubeライブでも、トラックのドアを大きなハンマーで打ちつけていたが、びくともしなかった。
窓ガラスもテスラ社が開発した特殊な防弾ガラスを採用している。
発表会ではこの窓ガラスに鉄球がぶつけられ、みごとはじかれると思いきや、
こんな風にヒビが入ってしまったが、重い鉄球がガラスを貫通することはなく、イーロン・マスク氏はスペック通りの防弾性能を持っていると主張した。
さて、このサイバートラックのデザインは人々の想像力を刺激したようだ。
サイバートラックの写真を自らが夢描いた未来の車に加工して、ツイッターなどのSNSにアップしている人がいる。
まずはイーロン・マスク氏もデザインの参考にしたと言っている「Halo」の 「ワートホグ」 風、
さらに同じステンレス合金製ボディのデロリアン風、
ニヒルなコウモリ男が操縦するバットモービル風、
ドリフトがすごそう、藤原とうふ店の86トレノ風、
オマケ、10まんボルトでしびれそう、
最後にせっかくなので、TOP画のナイトライダー風のトレードマーク、フロントバンパーに埋め込まれたナイトフラッシャーを光らせてみた。
イーロン・マスクさん、いっそサイバートラックを主役にすえて、新作「ナイトライダー202X」をつくりませんか?
劇中でマシンガンの銃弾をバシバシはじいたり、バズーカ砲の直撃でもへっちゃらなボディを見せつければ、きっといいPRになりますよ!